フィリピンダバオで日本の運転免許証からフィリピンの運転免許証に切り替えをしました!
長期間のビザがないと切り替えができない・・・などいろいろな情報があり不安でしたが、
観光ビザ(ツーリストビザ)でも無事切り替えをすることができたので、
フィリピンダバオでの免許切り替え方法について詳細を公開します!
免許切り替えに必要な時間、書類、持ち物、手続きできる場所など詳細を記載していきます。
※「Philippinesでは120日以上の長期滞在ビザを有していないと、運転免許証を発行してくれない」と在フィリピン日本大使館のサイトには記載されていますので、長期滞在ビザの有さず、私のように観光ビザのみで免許証を発行してみる方は、自己責任となります(><)
日本免許→フィリピン免許への切り替え方法(License Conversion)
※ダバオでは、LTO支店では切り替えはできず、LTO本店でのみ切り替えができるとのことでした
STEP1. 日本の運転免許証の翻訳証明書を取得する
免許切り替えには必ず翻訳証明書が必要になるため、まずは
在ダバオ日本国総領事館で日本の運転免許証の翻訳証明書を取得します。
私が行ったのはこちら(Consulate General of Japan In Davao)の領事館です。
翻訳証明書に必要な書類
・パスポート
・日本の運転免許証
・翻訳証明書取得費用(850P)
※翻訳証明書を取得したのは、この記事を書いている数か月前なので、免許切替の情報よりも、不確かな部分が多いです。電話確認で色々と丁寧に教えてくれますので、取得前に電話されることをおすすめします!
翻訳証明書取得場所
私が行ったのはこちら(Consulate General of Japan In Davao)の領事館です。
翻訳証明書取得のプロセス
必要な書類とお金を払えば簡単に取得できたと把握しております。
STEP2. LTO(Land Transportation Office )で免許切り替え
翻訳証明書をゲットしたら、
次はLTO(Land Transportation Office )でいよいよ免許の切り替えです。
※この記事を書いている本日、免許切替をしてきたので、こちらの情報は正確です!!
免許証切替に必要な書類
・パスポート(原本)
・VISA(観光VISAでもOKでした)(直近の更新VISA原本)
・日本の運転免許証(原本)
・ACRIカード(原本)
・取得費用合計1,435P(約3,875円)+コピー代数十ペソ(試験費用100P/身体・視力検査450P/免許証発行手数料685P)
※以下は現地でもコピーまたは取得可能
・パスポートの顔写真ページ(コピー1部)
・パスポートの直近フィリピン入国スタンプページ(コピー1部)
・VISA(直近の更新VISA原本のコピー1部)
・運転免許証(裏表のコピー1部)
・免許切替申請書(LTOでもらえます)
私は観光VISAが必要であることを知らず、「家まで遠いから何とかならないのか」と泣きつきましたが、答えはNO。
家までとんぼ返りで観光VISAの原本を取りに戻りました。(泣)
免許証切替ができる場所(LTO)
ダバオにはいくつかのLTOがあります。
私は最初に、家から一番近い
LTO DLRO Citygate Buhanginを訪れたのですが、「ここはLTO支店だから免許切り替えはできないわ。SM シティ・ダヴァオの向かいにあるLTO本店に行ってください」と言われてしまいました。
このようなことはフィリピンあるあるなので、本当は電話で確認したかったのですが、朝電話してもつながらなかったのです(泣)フィリピンダバオで日本の運転免許からフィリピンの運転免許に切り替えをする予定の皆様はお気をつけください。
ということで、マティーナにあるSMシティ・ダバオ(SM Ecoland)の向かいにあるLTOを目指しました。
Land Transportation Office (LTO) – Motor Vehicle Inspection Station(免許切り替えができるLTOはここです)
場所 | Land Transportation Office (LTO) – Motor Vehicle Inspection Station |
地図 | Google Mapでひらく |
免許証切替のプロセス(全プロセスで合計3時間かかりました)
免許切り替え「License Conversion」と伝えると、必要な書類をすべて持っているか確認された後、身体検査・視力検査に行くように指示されます。
LTOの奥の歩いて進んでいくと、歩いて数分で身体検査と視力検査のブース(小屋)があるのでそこで検査します。(検査費用:450P)
カウンターの検査結果を提出し、番号が呼ばれるのを待ちます(約50分ほど待ちました)
カウンターで名前を呼ばれると、今度は歩いて1分ほどのところにあるN1窓口に行って書類一式を提出するように指示されます。
N1窓口で書類を提出し、再度呼ばれるのを待ちます。(40分ほど待ちました)
番号を呼ばれ、窓口N3で試験費用を支払います(100P)。再度待ちます(10分ほど待ちました)
Examルームに入ると、パソコンに向かって座らせられ、指紋と免許証の写真を撮られます。免許証に掲載される署名も書きます。そしてまた待合場所で待ちます。(10分ほど)
先ほど身体検査・視力検査をした場所の隣に実技試験場(駐車場みたいな場所)があるので、そこで実技試験をします。実技試験をパスしたら、待合場所にもどり、待ちます。(20分ほど)
5分ほど待ちました。
番号をよばれ、ついに免許証を取得!
プラスティックカードがないとのことで紙きれが免許証がわりということでした。
とにかく「License Conversion(免許切り替え)」そして「Japan」とだけ伝えることができれば手続きできると思いますが、
視力検査で「redlineを読め」や、身体検査で「eye color・身長・体重を教えろ」などの最低限の英語は必要でした。
といっても、視力検査といいつつ、係の女性の「日本に行きたい。日本に行ったことがある。札幌は生ものがおいしいんでしょ?行きたい。」といった世間話が大半で、それほどストイックなものではありませんでした。
また、「Philippinesには3か月しかまだ滞在してないのに、免許切り替えするの?3か月間は翻訳証明書だけで運転できるじゃない~」と言われ、
「いや、3か月たってるのだから、もう運転できなくなるじゃない~」と思いながらも、
LTO支店からLTO本店に移動、そして必要書類を家に再度取りに帰ったり・・といったプロセスを経て、すでに疲れ切ってしまっていたので、ひたすら「Yes,,yes,,」とこたえていました。
しかし、翻訳証明書だけで3か月間本当に車を運転できるのかどうか気になっていたので、やっぱり本当にできるんだ!と1つ疑惑が晴れました。
身体検査も、身長体重、目の色を伝えるだけでOKでした。
あと、実技試験前にExam roomで免許証の写真を撮るのですが、
「これでいい?」と写真を確認してくれるので、何度でも撮り直ししてくれる雰囲気でした。これはちょっとうれしいですね。
あと、signature(署名・サイン)も何度でも書き直しさせてくれます。
署名と写真は免許証にしっかりと記載されてしまい、作ったフィリピン免許証は約4~5年有効となるようなので気に入ったものを選べるといいですね!
※切替免許の有効期限は、私の場合、2024年4月1日に取得、有効期限は5年後、つまり2029年の私の誕生日まででした。(約5年間有効)
そして最大の難関であろう実技試験。
実際に車にのって試験をするらしいのですが、
実技試験の前に実技試験官?の方がひたすら書類を記入していて、とても暇だったので「ここは家から遠くて、大変だったよ~。あと30分くらいでLTOの閉店の時間(17:00)になっちゃうけど、今日中に免許証受け取れるかな?」などと世間話をして過ごしていました。
「大丈夫。受け取れるよ~」と非常にラフな回答をもらいながら実技試験を待っていると、
最終的に、「もういいよ」と言われ、「え?」と驚いていると、実技試験はせず、世間話だけで試験をパスすることができました(笑)
LTOの終了時間17:00間際だったので、試験官の方も実技試験の実施が面倒になったのか、それとも時間がかかって免許証を受け取れなくなったら可哀そうだと思ってくれたのか、
真相はわかりませんが、ラッキーでした。
が、実技試験の詳細を皆さんにお伝えできないのは残念です。。すみません。(;_;)
結局、プラスティックカードの在庫がないということで、代用の紙きれでしたが、無事に運転免許証を取得できました!
必要書類(VISA更新の書類)を持ってきておらず、いったん家に取りに戻ったので、結局正式に申請をスタートできたのは14:00でしたが、~17:00の約3時間で免許を取得することができました。
皆さんはもう少し時間に余裕をもってLTOをおとずれ、どうぞフィリピンドライブライフをお楽しみ下さい!
免許証切替のおまけ
中古車を購入予定だったので、「車の犯罪歴がないかどうかを確認したい」とLTOのスタッフに伝えたところ、 無料で犯罪歴を確認してくれました。(盗難車ではないか?など)
免許の発行を待っている間の待ち時間を使って、5分くらいで確認してもらうことができました。
次は中古車の名義変更・保険関係の手続きをしますので、後日更新します!
また、免許発行までの待ち時間の間、待合所のすぐ後ろに売店コーナーが併設されており、軽食(カップヌードル・マミ(フィリピンの美味しいラーメン)・ホットドッグ・カレンデリアフード・スナック・ジュース等)を食べることができました!
最後までご覧いただきありがとうございました。