2025年5月に、カンボジアのシェムリアップからタイのバンコクまで陸路(徒歩)で国境を越えました。
事前調査の結果、家族連れの場合は1番安くて楽な方法での国境越えです。
カンボジアのシェムリアップから車、そして徒歩、そして車での移動となりました。
まだまだ料金設定が不透明なので、陸路での国境越えにかかった費用や注意点を詳しく紹介していきます!
シェムリアップ(カンボジア)からバンコク(タイ)へのタイムスケジュール
- 9:00 宿泊ホテル(Siem reap)を出発
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シェムリアップの借り宿に別れを告げ、運転手さん付のレンタカーでカンボジアとタイの国境(ポイペト)に向かいます。
- 13:30 カンボジアとタイの国境(ポイペト)に到着
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国境(カンボジア側)に到着後、車を降りてすぐに、宿泊ホテルまで送ってくれるというレンタカー(ドライバー付き)の勧誘があったので、利用申請をしました。
出国手続き・入国手続きを各建物で行い、タイに入国。 - 14:00 出国・入国手続き後、ドライバー付きレンタカーでバンコクのホテルを目指す
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国境で、カンボジアの出国手続きと、タイの入国手続きを済ませたあと、
先ほど勧誘された徒歩圏内のレンタカーショップで運転手付きレンタカーを借り、
バンコクのホテルを目指します。レンタカーショップの近くにSIMカードの販売もされていたので、ここでSIMカードを購入しました。
- 19:00 バンコク中心地に位置する宿泊ホテルに到着
それでは、料金などの詳細にいきます!
カンボジア(シェムリアップ)から国境ポイペトまでの運転手付きレンタカー
場所 | カンボジアとタイの国境(ポイペト) |
地図 | Google Mapでひらく |
カンボジア(シェムリアップ)からタイの国境(ポイペト)までの運転手付きレンタカーは、
シェムリアップを旅するときにいつもお世話になっているシェムリアップツアーガイドのトムさんに手配していただきました。

料金は$です。
途中、お手洗いや休憩所にも寄っていただき、とても快適な移動ができました。

国境(ポイペト)での出入国手続き
トムさんに手配していただいた車がカンボジア側の国境に到着し、
Departureと書かれた建物に入って出国手続きと入国手続きを進めます。

おそらく荷物検査をするためであろうX線検査の場所は素通りし、
特に質問をされることもなく、出入国手続きはスムーズに終わりました。
タイ入国の際、2025年5月からTDACがスタート
2025年5月1日よりタイデジタル到着カード(Thailand Digital Arrival Card: TDAC)が開始され、オンライン上での手続きが必要になりました。
費用は無料です。
こちらのページから必要なフォームに入力すると、入力したメールアドレス宛に、以下のようなQRコードが送られます。

今回のタイ入国手続き(2025年5月)では、こちらのQRコードの提出は求められなかったので、実質TDACの登録は無駄に終わりましたが、万が一提示を求められた際のために、
あらかじめ取得して画像で保存しておいた方がよいです。
万が一TDACを忘れてしまった場合も、
タイ入国前に、フリーWi-Fiの案内があったので、こちらを使ってTDACの申請をその場ですることもできそうでした。

詳しくは タイ王国大阪総領事館. のサイトをご覧ください。
国境ポイペトのカンボジア側でのレンタカーの勧誘&SIMカードの購入
国境に到着し、出入国手続きをしようと、出国管理の建物を目指している途中、
タイへの入国手続き後に徒歩圏内にある運転手付きレンタカーで、バンコクの宿泊ホテルまで送ってくれるという勧誘がありました。

国境付近はぼったくりが多い、というのが東南アジア旅の特徴なので、かなり警戒して話を聞いていましたが、
提示された金額は以下の通りでした。
運転手付きレンタカー(相乗り) | 250バーツ/1名 |
運転手付きレンタカー(プライベート) | 2500バーツ |
事前の下調べで国境(ポイペト)→バンコク中心部までは、1,500バーツ~3,000バーツ程度と聞いていたので、
2500バーツのプライベートレンタカーをお願いしました。
タイバーツの紙幣をまだ持っていなかったので、米ドルで支払いをお願いしたら、OKしてもらえました。
2500バーツ=76$だったので、レートは正規で計算してもらえました。
今思えばもう少し値段交渉すれば安くなった気がしていて、少し後悔しています・・・。

首にかけるプラスティックカードをもらい、入出国手続き後に、まっすぐ歩くと自分のレンタルオフィスに着くということで、
手続き後にオフィスを探していると、別の男の人から声を掛けられ、そのオフィスまで連れてってもらうことができました。

また、レンタカーショップにSIMカード店も併設されていたので、
SIMカード300バーツで購入しました。

が、こちらのSIMカード、300バーツ=20$と伝えられ、よく考えずに支払ってしまったのですが、今確認したところ、
今のレートで300バーツは9.2$でした。
やはり、ちょこちょことぼったくりをされているようですね。(;;)
また、このSIMカードの有効GBを聞きましたが「1週間使える!」という案内しかなく、
正確なプランはわかりませんでしたが、数日のみの滞在だったため、こちらを購入しました。

さらに、国境(ポイペト)~バンコクホテルまでの道中、クタクタだった私は爆睡していたのですが、
なぜか車内では定期的に「ピーピーピーピー」というエラー音がとってもうるさいのです。
しかし、その正体を確認することもできないほどの疲労で寝落ちていましたが、
バンコク到着前にやっと体力が回復して目が覚めると、ちょこちょこと車が道路のど真ん中でエンジンストップしていることに気が付きました。
その他にも
- 冷房の温度が変えられない(正確に言うと、30回ボタンを押してやっと1℃変わるか変わらないかという反応の悪さ・・)ので、車内は激寒となっており、最後には冷房を切ってもらうことに
- タイの恐ろしく狭い道路でエンジンストップしてしまい、プリンセス仕様の大きな車体のおかげで、プチ渋滞に・・
- 運転手さんは常にイヤフォンをつけているので、話しかけても基本聞き取ってもらえないので、大声で3回以上呼ぶ必要がある
- 出発時に、「ホテルの場所は把握してるのでばっちり任せて!」と言われていたが、到着時に迷い、ドライバーさんは電話で誰かに助けを求めているようだったので、自分でマップ上で確認し(タイ語なので、住所からの場所特定が難しい!)、なんとか宿泊ホテルまでたどり着けた(SIMカード購入が大きな助けとなりました)
というようなことが起こり、他のレンタカーショップの方が良かったのかな・・?と思いました。
そして、車内で定期的に鳴る「ピーピー」というエラー音の原因はこの、免許証リーダー?の読み取り機のせいでした。

ドライバーさんは、エラー音が鳴る度に、接触の悪い読み取り機に何度も免許証を運転中にスキャンさせていたようです。
ちょっと危険ですよね・・・。
何はともあれ、レンタカーで無事、ポイペトからバンコクの宿泊ホテルに到着することができました。

Cambodia(カンボジア)からThailand(タイ)まで、陸路での国境越えを考えている方の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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