カンボジアのシェムリアップは世界遺産アンコールワットがある場所として有名です。
アンコールワット世界遺産のツアーに行った感想と、丸1日のツアーガイドでかかる費用、必要な持ち物、そして格安で面白くて優しいツアーガイド(トムさん)をご紹介していきます。
世界遺産アンコール・ワット遺跡群の場所
場所 | 世界遺産アンコール・ワット遺跡群 |
地図 | Google Mapでひらく |
世界遺産アンコール・ワットは、シェムリアップの中心街であるオールドマーケットから車で17分の距離にあります。
アンコール・ワットとはかなり離れた場所にチケット売り場があるので、チケットを購入の際はご注意ください。
アンコールワット遺跡群を含むシェムリアップの観光スポット一覧マップ
アンコールワット遺跡群とは、アンコールワットを含む無数の遺跡を指します。
象のテラスやバイヨン遺跡がその一つです。
アンコールワット遺跡群の中には、タイとカンボジアの国境付近に位置する郊外の遺跡もあるので、観光される際はご注意ください。
以下の画像をクリックすると、アンコールワット遺跡群を含むシェムリアップの観光スポット一覧の場所をマップで確認できます。
アンコールワット観光ツアーガイドをしてもらった感想・実際のスケジュール
ツアーガイドAngkorトムさんのこちらのツアーをお願いしました。
貸し切りトゥクトゥク乗り物代・昼食代・ツアーガイド代が含まれた丸1日のツアーで43$と、破格のプランです。
ツアーの内容は、アンコールワットの朝日+アンコールトム(南大門・バイヨン・象のテラス・ライ王のテラス)+タプローム+プノンバケン(夕日)です。
朝の4:30頃に滞在先までトゥクトゥクでお迎えに来てくれ、帰宅したのは19:00頃でした。
猛暑の中の観光となるので、かなりハードです。
4:30の出発はかなりきつかったですが、その苦労の価値は十分すぎるほどにある美しいアンコールワットの朝日をみることができました。
朝日のあとはアンコールトムへ出発。
アンコールトムはとても広大な敷地のため、1時間近く歩き通しでの観光となりました。
その道中、赤蟻の巣を見つけたトムさんは、「カンボジア人は赤蟻を食べます」と言い、木にできた大きな赤蟻の巣を落として、赤蟻の捕獲方法を見せてくれました。
ご存じの方もいるかもしれませんが、カンボジアの赤蟻は噛んでくるんですが、噛まれると痛いんです。
叫ぶほど痛いんです。
「子供の頃によく赤蟻を捕まえてました。」
と、素手で赤蟻を捕獲していくトムさんの様子を見ながら「痛みに慣れてるんだなあ。凄いなあ。」と感心していたそのとき、
「痛い痛い痛い!!!」
トムさんが赤蟻を振り払いながら叫んでました。
え???
もう、爆笑です。
その後も、トムさんのお腹や足の服の中に赤蟻が入りまくっていたので、「痛くないんですか?」と聞くと、「痛い痛い!!」と。
今回のカンボジアの旅で一番笑いました。虫が大好きな息子達も大喜びでした。
ちなみに赤蟻は梅干しのような酸っぱい味がするようです。勇気のある方はぜひお試しください。
本当にプサールー市場でも赤蟻が売られていました。
朝が早かったため、息子3人は、アンコールワットの朝日・アンコールトムを観光し終え、タプロームに到着したときには全員トゥクトゥクでの移動の最中に眠ってしまいました。
タプロームでの観光も約1時間近くあるので、「さすがに息子3人を抱えての観光は無理・・・」
どうしたものかと困っていたところ、
トゥクトゥクドライバーさんと、ガイドのトムさんが、
「先に昼食のレストランに行って、お昼寝してから出発しよう」と提案してくれました。
すでにタプロームの入り口はすぐそこでしたが、引き返して、レストランまで連れてってくれました。
レストランに到着し、子供たちはレストランのベッドのような場所でお昼寝させてもらえました。店員さんは枕まで持ってきてくれました。
子連れの場合は、どうしてもこういったトラブルが起きるので、臨機応変に対応してもらえて本当に助かりました。
レストランで1時間ほど休憩したところで、子供達も昼食を食べて、
体力を取り戻し、タプロームへ再度出発!
タプロームはアンジェリーナジョリーが映画の撮影で訪れた土地で有名ですが、ガジュマルに浸食された遺跡は見事でした。
ライ王のテラスでは、当時の王が眺めていた場所からの絶景を眺め、その美しさに感動。
当時の王は、ここからある余興をみて楽しんでいたようなのですが、皆さん分かりますか?ヒントは写真の中に隠れています。
正解は、
奥に見える塔と塔の間の綱渡りが行われていました!
ガイドさんがいると当時の様子をさらに具体的に想像できるので、楽しいですね。
最後のプノンバケンの夕日は、山の上の遺跡からの景色を眺めるので、山道を数十分間登ります。
すでに疲労は限界でしたが、本日ラストの観光遺跡スポット!ということで最後の体力を使い切って山を登っていきました。
プノンバケンに到着すると、最後の難関とも思える階段がそびえ立っていました。
「ここを超えれば夕日が見れる!」
その一心で階段を上ります。
※ちなみに、アンコールワットの第三回廊と、プノンバケンの階段は12歳未満の子供は登ることができません。
いずれも、息子たちは登ることができなかったため、ガイドのトムさんが、息子3人と一緒に階段下で待っていてくれたので、とても助かりました。
ようやく辿り着いたプノンバケンの夕日!
凄い景色です。
プノンバケンの夕日をあとに、帰宅する道中のトゥクトゥクでは、疲れがピークの息子たちはぐずって眠ってしまいましたが、トムさんが3人の息子を優しく抱えてくれていました。
本当に優しくて頼りになるガイドさんです。
終始優しく子供を楽しませながらガイドをしてくれたので、大人も子供も思いっきり楽しむことができました。
正直なところ、私はできるだけ安く観光や旅を楽しみたいタイプなので、できればガイドなしで自力で観光地に行きたいと考えていましたが、
いざ実際にガイドさんをお願いしてみると、その建造物や遺跡の歴史、さらにカンボジアの国の歴史や文化についても知ることができ、観光が2倍も3倍も価値があり興味深いものになるということを実感しました。
皆さんもぜひ一度、ガイドさん付きのアンコールワット観光を行かれて見て下さい!
特に、子連れでの観光の場合は、貸し切りガイドさんにお願いすれば、他の方に合わせて焦りながら観光することもないので、好きなときにトイレ休憩をしたり、ご飯を食べたりと、マイペースでゆっくりと観光を楽しむことができます。
トムさん以外のガイドさんは分かりませんが、私が想像していたよりも遙かに知識を持っていらっしゃったので、とっても面白いですよ!
観光しているだけでもかなりハードな旅ですが、ガイドのトムさんは終始歴史や文化、遺跡の背景について説明したり、子供の面倒までみてくれ、専属のドライバーさんと連携して一番最短ルートで観光スポットを回ってくれます。
「ガイド付きのツアーは少し高いな。」と思っていた自分が恥ずかしくなるほど、トムさんのアンコールワットツアーは価値の高いものでした!大満足です!!
というか、あの美しい景色たちの感動が忘れられないのでまた数年後に行きたいと思います!
さすが世界遺産ですね。
🔽アンコール・トムのツアーガイド詳細はこちら(別サイトが開きます)
最後までご覧いただきありがとうございました。
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