カンボジアで使われる言語はカンボジア語?それともクメール語?という二つの違いについてですが、
カンボジアで使われている言語をクメール語と呼ぶので、カンボジア語とクメール語は同じ意味です。
カンボジア人=クメール人
カンボジア料理=クメール料理
カンボジア語=クメール語
となります。
カンボジアでは米ドル通貨と、カンボジア通貨(リエル)が流通していて、どちらも同じように使うことができますが、
お店の人に「4000, クメール」と言われたら、「カンボジアの通貨で4000(リエル)だよ」という意味になります。
逆に、ドル計算での金額を知りたい場合は「$(ダーラー)?」と聞き返せば、ドルでの値段を言ってくれたり、電卓で打ち込んで教えてくれます。
カンボジア旅行で知っておくと便利なクメール語(カンボジア語)
「スオ・スダィ」「ソク・サバィ」がクメール語の2大挨拶です。
お礼(オクーン)を言うときは、頭を下げながら手を合掌すると、より丁寧です。仏教の歴史があるので、日本の文化と似ているところがありますね。
挨拶・ありがとう
こんにちは | スオ・スダィ |
お元気ですか? | ソク・サバィ |
ありがとう | オクーン |
ありがとうございます | オクーンチュラー(目上の方に対してや、丁寧な言い方) |
はい(女性が使う) | チャー |
はい(男性が使う) | バー |
いいえ | オッテー |
女性の「Yes」はクメール語では「チャー」です。
いつも買い物に行く店員さんが女性なのですが、「チャーチャー」と返事をしてくれ、とっても可愛かったので、いつか使おう使おうと思いつつ、一度も使えずにカンボジアの旅は終了してしまいました(泣)
主人にそれを話したところ、「たむけんじゃん。」と言われ、一気に可愛くないものになってしまいました。
次にカンボジアに来た際は、「チャー(Yes)」を使いこなしたいところですね。
数字・お金
0 | ソーン |
1 | ムイ |
2 | ピー |
3 | バイ |
4 | プォン |
5 | プラム |
6 | プラム・ムイ |
7 | プラム・ピー |
8 | プラム・バイ |
9 | プラム・プォン |
10 | ドップ |
100 | ムイ・ローイ |
1000 | ムイ・ポアン |
お金 | ルイ |
500リエルの場合はプラム(5)とローイ(00)になるので「プラム・ローイ」で、500リエルということになります。
カンボジアでは何語が使われてるの?
カンボジア人は、主にクメール語で会話をしています。
簡単な英語を話せる人は沢山いますが、全く英語が通じない人も2~3割ほどいます。
お店の店員さんや、トゥクトゥクドライバーさんは、ほとんど英語が通じます。
カンボジアのシェムリアップには世界遺産アンコールワットがありますが、シェムリアップの街全体が観光地化しているので、観光客向けの仕事のために中国語・日本語・英語を話せる方が多々いらしゃいます。
こちらが日本人だと分かると、日本語で話しかけてくれることが何度かありました。
カンボジア旅行にクメール語は必要?
観光地となっている場所は、ほとんど英語が通じるので、クメール語を勉強する必要はありません。
ただ、プサールー市場のように、現地の方で賑わうような場所では、英語を話せない人の割合が増えてくるので、お金や数字のクメール語は知っておくと、買い物がスムーズになります。
また、カンボジア旅行で、カンボジアの方とも深く交流を持ちたい場合は、少しだけでもクメール語を知っていると、相手の方との距離がぐっと縮まりますので、
旅において、人との交流を求める場合は、挨拶などの簡単なクメール語だけでも覚えておきましょう。
私がカンボジアの滞在中に覚えたクメール語は「スォ・スダイ」「ソク・サバィ」、1~5までの数字、そして「ルイ(お金)」です。
「How much?(いくらですか?)」が通じないときに「ルイ?(”ル”は巻き舌気味のRです)」と聞くと、スムーズに買い物ができて便利でした。
カンボジアでは年上の方には敬意を払う文化というのをどこかで目にし、
気軽に「スォ・スダイ」「ソク・サバィ」といった挨拶をしたら怒られてしまうかもしれないと心配していましたが、カンボジア人の方は、とっても穏やかで優しい人ばかりなので、軽く頭を下げながら挨拶するなど、しっかり敬意をもって挨拶すれば、みなさん笑顔で返してくれる優しい国でした。
「一切クメール語が分からない」と言っても、ひたすらクメール語で話してくる方もいましたが、これは海外あるあるですね。
そのような方は大抵話し終えた後に、どや顔で「どう?」といった表情をしていますが、そんな顔をされても一切理解不明です。
楽しいので全然welcomeなのですが(^O^)
私は日本語が伝わらない外国人相手に日本語で話しかけることができないので、このような方には、興味深いものがあります。
プチ移住をすると、自然と現地語をちょこっと覚えてしまうので、なんだか得した気分になりますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。