海外旅行をする際、特にフィリピンのような一部の国では「入国時に出国の航空券を提示する」ことが義務づけられています。
これがいわゆる「捨てチケット」です。
フィリピン入国を3度以上経験している旅人さとこが、
捨てチケットとは何か、なぜ使われるのか、そしてそのメリット・デメリット、おすすめの激安捨てチケット取得方法について詳しく解説します。
捨てチケットとは？
捨てチケットとは、入国審査や航空会社のチェックイン時に「出国の意思を証明するため」に購入される実際には利用しない航空券のことです。多くの場合、片道航空券でフィリピンに渡航する人が、形式的に「出国用」として購入します。
たとえば：
- 日本 → フィリピン（利用する）
- フィリピン → マレーシア（捨てチケット／実際には乗らない）
このようにして、出国チケットがあるように見せかけて、入国をスムーズにします。
フィリピン入国時だけでなく、日本出国時にも「フィリピンから30日以内にしっかりと出国するのか？」という確認をされることもあるようです。
その理由としては、日本としても、フィリピンに30日以上の不法滞在をされてしまうと、
日本が自腹でその渡航者を強制送還する必要があるため、損害を被ってしまうのです。
なぜ必要？フィリピンの入国ルール
フィリピンの入国管理局は、観光ビザ（30日間）での入国者に対して「出国チケットの提示」を義務化しています。これがないと、空港のチェックイン時に航空会社が搭乗を拒否する場合もあります。
捨てチケットの入手方法
捨てチケットにはいくつかの方法があります：
1. 格安航空券を購入する
LCC（格安航空会社）のプロモーションなどを利用して、数千円程度で東南アジア行きのチケットを購入する。
2. キャンセル可能な航空券を予約する
一部の航空会社は、24時間以内であれば全額返金可能なチケットを提供しています。予約後にキャンセルすることで実質的な費用をゼロにできます。
3. オンワードチケットサービスを利用する
オンワードチケットを数百円〜数千円で「レンタル」できるサービスもあります。24時間だけ有効な予約番号を発行してくれるので、実際に搭乗する必要はありません。
破格！おすすめの捨てチケットTop Onward Ticket（トップ・オンワード・チケット）
前回まで、Top Onward Ticketを知らずに格安航空券で捨てチケットを用意していましたが、
今回、1人10＄で捨てチケットを確保できるこちらのサービスをみつけました。
フィリピン入国時にリーズナブルな捨てチケットを取得したい方は、この最強に安いTop Onward Ticketがおすすめです！
ちなみに、こちらのチケットは48時間だけ利用できるので、
フィリピンへの渡航48時間以内に取得する必要があるので注意してください。
メリットとデメリット
メリット
- フィリピンへのスムーズな入国が可能
- 往復チケットよりも柔軟な旅程を組める
- 航空会社の搭乗拒否を防げる
デメリット
- 費用が無駄になる（実際に乗らないため）
- 稀に出国管理や航空会社にばれるリスク
- 一部の国や航空会社では禁止されている可能性も
注意点
- 捨てチケットの利用が違法というわけではないですが、虚偽の意思表示とみなされることもあるので、自己責任での判断が求められます。
- 入国時の質問に備える：出国チケットの提示を求められたときにスムーズに説明できるようにしておきましょう。
- フィリピンの観光ビザは30日間までの滞在が許可されているため、捨てチケットも「入国日から30日以内にフィリピンを出国する日付」でなければなりません。
実際に捨てチケットを使った感想
私がフィリピン入国をしたのは合計3回です。
しかし、実際に捨てチケット（フィリピンからの出国チケット）を求められたのは、
初めてのフィリピン入国時のみでした。
残りの2回は捨てチケットの提示は一切求められませんでした。
私の意見では、万が一に備えて捨てチケットは用意しておいた方がよいと思うので、少しもったいないですが、保険と考え、Top Onward Ticketを取得しておいた方が安心してフィリピン入国ができます。
もちろん、30日以内に日本の帰国する予定のある方、もしくは30日以内にフィリピン以外の国に出国する予定が本当にある方は、そちらのチケットを提示すれば、捨てチケットを用意する必要はありません。
まとめ
捨てチケットは、フィリピン旅行を片道航空券で行う際に非常に役立つ手段ですが、リスクとルールを理解したうえで賢く使うことが大切です。自由な旅を楽しむためにも、入国要件は事前にしっかり確認しておきましょう。
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