タイのパタヤにある、30年間工事され続けた今でも完成されていないという、とても細部にこだわられた美術館、
それがサンクチュアリオブトゥルースです。
1981年8月13日から工事か開始され、30年以上たった現在でも、未だに完成されておらず、
いまだに完成に向けて工事が進められています。
よく、寺と間違われるそうですが、サンクチュアリオブトゥルースは美術館です。
内部は全て装飾が施されており、すべてのデザインに意味が込められていますが、一つ一つ見ていたら丸一日かかっても足りない程、様々な模様が描かれた、圧巻の美術館です。
サンクチュアリオブトゥルースの場所
場所 | サンクチュアリオブトゥルース |
地図 | Google Mapでひらく |
地図をみていただくと分かるとおり、サンクチュアリオブトゥルースは海に囲まれた場所に建っています。
車で入ることができるのはこちらの白い門の内側までで、そこから先は、チケット売り場を超えて歩いてサンクチュアリオブトゥルースを目指します。
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サンクチュアリオブトゥルースの料金
サンクチュアリオブトゥルースの入場料を支払ってチケットを購入します。
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あらかじめアプリ(Klook)で予約しておくと、正規料金よりも安くお得な料金でチケットを購入することができます。
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サンクチュアリオブトゥルースの服装
タイでは、お寺で露出度の高い服はNGとされています。
これはサンクチュアリオブトゥルースでも同様です。
女性であれば、キャミソールなど肩がでる服やミニスカートはNG、
男性であれば、短パンがNGです。
男性の短パンの基準は膝上か膝下のようでした。
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これを知らずにサンクチュアリオブトゥルースを訪れてしまった場合は、現地でストールなどが販売されていますので、そちらを身につけることで、中に入ることができます。
サンクチュアリオブトゥルースの内部
サンクチュアリオブトゥルースの入り口は、チケット販売エリアから歩いて5~10分程度の場所にあります。
馬を横目に歩くと、だんだんと遠くに海が見えてきて、ワクワクしてきます!
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ついに、見晴らしの良い丘に上からサンクチュアリオブトゥルースが見えました!
いまからあそこに向かうと思うと楽しみです。
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サンクチュアリオブトゥルースツアーのタイムスケジュール
サンクチュアリオブトゥルースへ続く道は、勝手に行くことができず、
Korean/Chinese/タイ語/英語/Russianの5つの言語のガイドから選び、決められた時間にガイドさんの案内の元、グループで出発します。
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サンクチュアリオブトゥルース入り口付近にあるMINI ZOO
入り口付近は、小さな動物園になっていて、うさぎや馬などの動物をみることができますで、ガイドまで時間がある場合も楽しむことができます。
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それでは、いざ、サンクチュアリオブトゥルースへ向かいます!
なかなか急な階段をおり、自然のきれいな道を歩いて行き、建造物の装飾をつくっている工場のような場所を抜けていきます。
実際に沢山の人が手彫りで装飾をつくっています。
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私は英語のツアーに参加しましたが、ユーモアたっぷりのアメリカンなガイドさんで、とても面白かったです。
最初は皆さんまじめにガイドさんの話を聞きますが、後半は割とそれぞれが勝手に行動し始めるので、ガイドさんは「聞いている人は数人だけね」と冗談まじりに笑っていました。
このガイドが終わると、自由時間となり、自由に建物内をみることができます。
サンクチュアリオブトゥルースの内部はびっしりと人の顔やデザインで埋め尽くされています。
デザインにはそれぞれ意味が込められており、人の本当に幸せや、人生についてが表されています。
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ガイドさんに、セクシーなポーズは禁止といわれたので、上品(?)なポーズで撮影します。
日本と同じく、セクシー=神聖な場所に不適切という考えがあるようですね。
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サンクチュアリオブトゥルース内のカフェ
サンクチュアリオブトゥルースのすぐ目の前には小さなカフェがあり、湖とサンクチュアリオブトゥルースの間でゆっくりと過ごすことができます。
きれいな眺めと大自然に癒やされます。
マンゴースムージー | 80バーツ(320円) |
オレンジジュース | 120バーツ(480円) |
フライドポテト | 80バーツ(320円) |
チキンナゲット | 80バーツ(320円) |
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サンクチュアリオブトゥルースのまとめ
・服装の制限がある(セクシーな服装NG)
・入場料は大人500バーツ(2000円)、子供250バーツ(1000円)
・途中までガイドさんと一緒にグループで行動する
・建物付近にはカフェもありとても快適
・壮大で圧巻の建造物、行く価値あり!
日本の仏教に近い精神を持つタイの宗教観は、とても興味深いものがあります。
建物内の建造物にも「良い世界(助け合い)⇄悪い世界(いがみ合い)」といった”この世の本質”について表されている柱もあります。
また、サンクチュアリオブトゥルースの近辺に、作ってる最中に壊れちゃったー!!と言わんばかりの残念な装飾が落ちています。
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建造物はすべて木でできていて、手彫りなので、「あと一歩だったのに壊れちゃった」という職人さんの苦労がうかがえます。
色々と注意してまわると、とても面白い建造物になっているので、ぜひぜひ一度足を運んでみてください!
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