タイバンコク市内にある【ワット マコーク】というお寺を訪れました。
一見、普通のお寺です。
十分素晴らしいお寺ですが、大規模で華やかなお寺が多いバンコクなので、
比較してしまうと、こちらの小さなお寺にわざわざ訪れる人は少ないでしょう。
しかし、私は近くに用事があり、立ち寄ったこのお寺で忘れられない体験をしました。
お寺の裏にある川沿い
お寺の裏側に、川が流れていて、たまに人が船にのって移動しています。
日本では見ることのできない素晴らしい景色に癒やされ、気づけば数十分間、川沿いでゆっくりと過ごしていました。
チョコジュースを持ってくる男性・・
お寺の端の川沿いでゆっくりとしていると、お寺の方から、チョコジュースを持った男の人が歩いてきます。
よく見ると、先ほどお寺内で挨拶した方です。
なんと、人数分のチョコジュースを用意してくれたのです。
私のこちらの記事を読んでいただいた方はご存じかと思いますが、実は、バンコクの水上マーケットで散々ぼったくりにあいました。
そして、このお寺を訪れたのは、その水上マーケットの帰りだったんです。
少しタイ人の方に対して警戒心が強くなっていたのもあり、「え?」と呆然としてしまい、「How much?(いくらですか?)」とたずねると、なんと、無料でご馳走してくれるというんです。
チョコジュースは「MILO(ココア)」をさらに甘くしたような味でしたので、甘党の私には大好物でした。
こんなに優しい方もいるんだなあ、と感動しながら、また、川沿いの眺めをゆったりとながめていました。
謎のピンク色のうどん
するとまた、お寺の方から先ほどの男の方が歩いて手招きしています。
誘われた場所に向かうと、うどんのようなものを用意してくれ、また、人数分ご馳走してくれました。
ピンク色のスープは、梅のようなだしのような味で、おでんの具のようなお団子やイカが入っていました。
もう、タイに来て1ヶ月ほどたちますが、まだ、この料理の正体が分かっていません。
私たち以外には、お寺で働く方がこちらのうどんを食べているようでした。
お寺のお昼ご飯なのか、なにか特別の日だったのか、聞きたいことは沢山ありましたが、英語は通じず、私はタイ語が全く話せないため、詳細は不明です。
お寺で大仏様をみながら食事ができるなんて、一生であるかないかの経験でした。
正直なところ、慣れない味でしたが、この非日常的な空間でいただくことができたので、忘れられない食事となりました。
もし、こちらのタイ料理の名前をご存じの方がいらっしゃいましたらぜひコメントで教えてください。
小さなお寺でしたが、ゆったりとくつろげる雰囲気のお寺でした。
もし機会があればぜひ訪れてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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