海外に一定期間滞在すると、自炊が必要になってきますが、
ホテルやコンドミニアムに炊飯器がない場合は、鍋でお米を炊く方法を知っておくととても便利です!
特に、現在私が滞在中のタイで一般的な「タイ米」は「日本のお米」と比較して、
ぽそぽそ、かたいお米なので、日本ではチャーハンなどに使われます。
このタイ米さえも、鍋炊きを上手にすれば、ふっくらと美味しくいただくことができます。
色々な方のブログを参考にして、初めて鍋炊きをしましたが、見事に大失敗したので、
初心者鍋炊きでも失敗しない鍋炊き炊飯の方法、注意点についてまとめました。
どこのブログでも紹介されていない独自の方法ですが、これにしてから鍋炊き失敗率0%になりました!
鍋炊き炊飯の方法
1. 浸水(30分~1時間)
まずはお米をとぎ、とぎ終えたら、
お米がつかるくらいたっぷりと水をはって、お米に水を吸わせます。
夏場は30分、冬場は1時間が目安です。
タイは夏同様なので、いつも30分浸水させています。
浸水させたまま仕事に没頭してしまい、何度か、3時間ほど浸水させっぱなしだったことがありますが、全く問題なく美味しく炊くことができたので、
浸水時間はシビアにならなくて大丈夫です。
2. 水をはり、中火にかけて沸騰を待つ
水の量をお米の高さから1~2cm程度の量にして、火にかけます。
このとき、お米がかたよることのないよう、できるだけ平らにしてください。
こうすることで、まんべんなくお米が炊きあがります。
まずは中火で火にかけ、沸騰するのを待ちます。
このとき、沸騰を確認したいので、ふたはしなくて大丈夫です。
お湯がふつふつとし始め、このような状態になったらOKです!
沸騰してぶくぶくするというよりは、お米が盛り上がってきたり、泡がでてきたらOKです。
短気は私はこのとき目を離してしまい、「沸騰したのいつ・・?というか焦げてる・・。」という失敗を何度もおかしたので、沸騰までは約5分程度なので、キッチンから離れずに見守ることをおすすめします。
私はいつも、キッチンを掃除しながら待っています(笑)
お陰様でキッチンが清潔に保たれております。
3. 10分間弱火で火にかける
沸騰を確認したら、ふたをして10分間弱火で火にかけます。
このとき、中火にしてしまうと焦げて失敗する原因となります。
IHの場合は、一番弱い「1」、ガスコンロの場合は最弱でお願いします。
この工程を終えれば、後は放置だけなので、火にかけている間だけは焦げに注意してください!
10分間たてば、水がなくなっていますが、このとき水が残っていると失敗します。
水がしっかりなくなったか、確認したい方は、ふたを開けて確認してもOKです!
ふたを開けた場合は、中の温度が下がってしまうので、再度弱火で1分加熱してから次ぎの工程「蒸らす」に進んで下さい。
4. 放置して蒸らす(30分間)
10分間の弱火で加熱が終わり、鍋の中の水がなくなったら、あとは蓋をしたまま30分間蒸らすだけです。
30分経過したら、ふっくらと美味しいお米の完成です!
完成したら、一度鍋の中のお米をかき混ぜることで、鍋全体のお米がなじみます。
失敗しやすいポイント
・火にかけすぎて焦げる
・浸水・蒸らす時間が足りない
時間を守らずに加熱し続けたり、火力を強にしたまま放置してしまうと、すぐに焦げてしまうので注意してください。
また、浸水時間と、最後の蒸らす時間は絶対に守って下さい。
たかが5分程度蒸らす時間を減らしただけでも、お米に芯が残る原因となり、ぼそぼそ米になってしまいます。
朝から30分も浸水させる余裕がない!
最初の工程、浸水30分は、主婦にとってなかなか大きいものです。
ただ、この浸水を先にしておくで、鍋炊き時間をぐっと減らすことが出来ます。
浸水後のお米の保管方法
浸水を行った後、お米の水をきって、冷蔵庫に保管しておく。これだけです。
今泊まっているコンドミニアムには、ザルがなかったため、鍋のふたの隙間から水切りをして、
冷蔵庫に入れておけば、翌日までもちます。
(ある程度水をきれれば、そこまでシビアに水をきらなくてもOKです)
前日に浸水させておき、朝は炊くだけ!の状態にしておくことができます。
忙しい朝にはとても役立つ方法なので、ぜひ試してみてください。
鍋炊きライフ
最初は慣れない工程に戸惑いますが、慣れてしまえば簡単です。
さらに、鍋炊き炊飯は、炊飯器よりも美味しくふっくらと炊くことができるので、美味しいお米を食べることができます。
タイに滞在中の方でも、
タイ米の感触が苦手なため、タイ米のもち米や、日本米を食べられている方もいらっしゃるようですが、
タイ米でも十分に美味しく食べることができるので、私はタイ滞在中は、ずっとタイ米で自炊しました。
ぜひみなさんも鍋炊き炊飯、挑戦してみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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